モンスター社員を演じる「元乃木坂の太陽」が明かす現在地

 ’22年4月に卒業するまで9年間在籍した乃木坂46で、“乃木坂の太陽”と称された北野日奈子1月15日に始まったドラマ『ひともんちゃくなら喜んで!』(ABCテレビ)では、新人離職率100%ブラック企業で嫉妬心が強すぎるモンスター社員・桃井亜里沙役を演じている。

コメディ要素もありつつ、純愛模様も描いているのが見どころなドラマです。ところが、台本を読んだときは(キャラが)強烈すぎて、『この役を演じたらどう思われるかな?』と、頭を抱えていたんです。

でも、自分の感情がコントロールできなくなることなんて、私の人生経験上なかったので『こんなに感情をむき出しにしてもいいんだ!』と新鮮で、気持ちよく演じさせてもらっています(笑)

 自他ともに認める“憑依型”という北野。舞台裏でもドラマさながらのひともんちゃくがあったそうで……。

「感情を抑えきれない桃ちゃんに影響されすぎたのか、私も感情のストッパーがバカになったのか、現場でマネジャーさんとケンカしちゃいました……。もちろんすぐに謝って関係は修復しました(笑)

◆目の前のことに一生懸命。皆さんに恩返しがしたい

 現在3クール連続で地上波連続ドラマに出演中の北野。3月からは画家の生涯を描いた舞台『ダリとガラ』でヒロイン役としての出演が決まっている。順調に女優業を歩む彼女だが、本人はいまだに「具体的な目標はない」と揺れる心境を打ち明ける。

「公表してないのですが、グループの卒業のきっかけも、愛犬が亡くなったことでした。『時間は限られているんだな……』と感じ、生きている世界を変えてみようと思ったんです。だから、ノープランで卒業したんですよね(笑)

 アイドルの“その後”は、明暗がくっきり分かれる。人気を維持する者もいれば、めっきり顔を見なくなる者もいるのが現実だ。

「あの頃と比べて今の私は、芽が出る努力を何もしていないかもしれない。『女優としてやっていきたいんですか?』って聞かれたら、『はい』と答えるほど自信も勇気もありません。

でも、期待をしてくれている皆さんに恩返しをしたい気持ちが、今の私を突き動かしていると思います。ファンの皆さんしかり、メンバーしかり。目の前にある課題を一生懸命こなし、必死にしがみついています」

 目の前のことに真摯で、自分の心情に素直な“太陽”が照らす芸能人生は、これからも明るくなり続けるだろう。

『ひともんちゃくなら喜んで!』
ABCテレビ・毎週日曜夜11時55分~、テレビ朝日・毎週土曜深夜2時30分~などで放送。原作は’21年5月から『マンガワン』などで連載中

北野日奈子
’96年7月17日生まれ、北海道出身。千葉県で育つ。’13年乃木坂46オーディションに合格し、’22年4月の卒業まで、選抜・アンダー両方でグループを牽引した。現在は女優として活動中

取材・文/寺西ジャジューカ 写真/尾藤能暢



(出典 news.nicovideo.jp)

北野 日奈子(きたの ひなこ、1996年〈平成8年〉7月17日 - )は、日本の女優、ファッションモデル、YouTuberであり、女性アイドルグループ・乃木坂46の元メンバー、『Zipper』の元専属モデルである。北海道小樽市出身、千葉県育ち。am所属。身長158.5 cm。血液型はO型。…
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「北野さんがグループを卒業する理由が公表されないのは残念ですが、私たちはただ彼女を応援することしかできません。彼女がこれからどんな道を歩んでいくのか、私たちファンはいつでも彼女を見守っています。また、元乃木坂46のメンバーたちも、彼女の卒業に対して悲しみを感じていることでしょう。彼女のこれまでの活躍は、たくさんの人々に影響を与えました。私たちは彼女がその影響力を今後も発揮していくことを期待しています。」

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